ヒーティングタワーシステムの特徴

ヒーティングタワーシステムとは、水冷チラー自身で冷暖の切り替えを可能とする4方弁を組み込んだ安価な水冷式ヒートポンプチラーと冷却塔兼加熱塔である高性能密閉式ヒーティングタワーを組み合わせ、暖房と冷房の両方を可能とする空調システムです。

従来との違い

従来のヒーティングタワーシステムでは、冷暖の切り替え時にブラインと水の入れ替え作業が必要でしたが、水冷チラーに4方弁を内蔵したことによりスイッチ一つで冷暖の切り替えが可能になりました。

暖房時の霜取り

ヒーティングタワーに搭載した暖房時の霜取り装置(デフロストユニット)の制御とヒーティングタワー用ファンの省エネ制御を統合したヒーティングタワー制御盤により、シンプルな取り合いで運転費用と設置工事費用の低減が可能になりました。

ガスや重油を使わないクリーンな省エネ空調

全負荷特性、部分負荷特性が共に良い水冷式ヒートポンプチラーと冷却塔兼加熱塔であるヒーティングタワーを用いることで空気を熱源とした、ガスや重油を使わないクリーンな省エネ空調ができます。

高性能ヒーティングタワーなら空研工業

ヒーティングタワーシステムの主な特徴

ヒーティングタワーシステムの主な特徴を4つ紹介します。

1.安定した暖房運転の実現

霜取り装置(デフロストユニット)の制御と水冷チラーの容量制御により暖房能力の低下を最小化し、安定した暖房運転が可能。

2.低ランニングコストと環境保全性の向上

高効率水冷ヒートポンプチラーとヒーティングタワーの最適制御による省エネ運転が可能。

3.利便性の向上

水冷ヒートポンプチラー内に搭載した4方弁により冷暖房の切り替えがワンタッチで可能。
モジュール化による大容量対応可能。
高圧ガス保安法の手続きが容易に。

4.省スペース化の実現

ヒーティングタワーと某社空冷ヒートポンプチラーを比較した場合、機器設置面積が約20%小さくなります。

まとめ

空調目的であるなら加熱塔兼冷却塔のヒーティングタワーシステムも選択肢の一つです。
様々な特徴を有する本システムの採用をご検討ください。

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